【第6回アカデミー賞 撮影賞・録音賞受賞】
ヘミングウェイの同名小説を『第七天国』フランク・ボーセイジが映画化した作品。アカデミー賞では作品賞、撮影賞、美術賞、録音賞にノミネートされ、2部門で受賞を果たした。
ゲイリー・クーパー、ヘレン・ヘイズはまさしく美男美女で麗しい。よくある反戦悲恋物語ではあるが、主演二人の魅力とロマンティックな演出がよかった。
期待される若き軍人フレデリックと従軍看護師キャサリンは互いに惹かれ合う。しかしそれを良く思わない上層部は引き離そうとする…
戦争でなければ幸せいっぱいだったであろう二人。その悲劇的な結末は終戦と共に迎える。
特別好きなわけではないが、よくできたロマンティックな作品だった。ヘレン・ヘイズがいい。