REN

呪怨のRENのレビュー・感想・評価

呪怨(1999年製作の映画)
3.6
本来なら小中理論に倣ってチラリズムを重視した“恐怖への予兆”を見せてくれる。しかし清水監督は全く逆を行っていると言える。つまりJホラーにしては割と直接的。
よく考えてみれば伽椰子も俊雄も白塗りのビジュアル。こんなにも目立つ出で立ちでは演出の方法をミスすればコメディになりかねない。そこを上手く調整した制作陣の手腕が光っている。
ただ怖いのではなく、興味深さを同時に提供出来るのは素晴らしい。
REN

REN