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ジュラシック・パーク IIIのvilljobbaのレビュー・感想・評価

ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)
4.1
今回はとてもテンポが良い。
前半の夫婦にイラついたりはしたけれど、最後はなんだかんだ丸くなってる。

電話の件といい、翼竜の話といい、少年の隠れ家といい、昔の自分の心に強く印象に残ってるシーンは大体今回の3のだったことが判明。
T-REX V.S. スピノサウルスはカッコ良かった。本当にこのシリーズが90年代のものなのか疑問に思うくらいのCG技術。

主人公の弟子の最期も、残念だっただけに最後のアレは良かった。
ロストワールドに無くて1と3にあったものは、恐竜への強い憧れなんだと思う。2は恐竜は恐怖の対象でしかなかった。
最初のシーンと途中途中のシーンに、現代に復活した恐竜たちの群れをバックにあのBGMが流れたり、それらを見て興奮する主人公、その弟子、子供たち、コイツらこそジュラシックパークに必要なヤツらだ。

視聴者や少年たちの恐竜への憧れを推進する、この映画の大事な大事な役目。その憧れが将来考古学の歴史を変えるかもしれないと考えると、本当にこのシリーズは偉大な映画。
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