やっぱり名作は名作たる所以があるんだなと感じました！
映画という特別な空間でワクワクできる作品です。
三兄弟がE.T.を助けるために一致団結…とすごくほのぼのなストーリーなのですが、そこで自然と得られる兄弟の絆に成長に感動しました。
そして母親も加わるんです、家族愛も描かれていて、すごくすっきりとした作品なのに、内容はそう感じさせないくらいに濃い話でした。父親がいないからこその家族の絆の強まり方を見た気がします。
もう何と言っても兄弟はじめ友達もE.T.も可愛いんです。
驚きも素直だし、好奇心旺盛なE.T.も可愛いし、意外とお兄ちゃんとして世話焼きな少年も可愛いし。
どんな映画よりもキャラが愛らしくって、悪役いない分すごくホッとできます。
そして、当時としてはすごく進歩していたであろうエイリアンの動きにCG。今でも自転車が登りあがるシーンはワクワクするし、赤く光る心臓にドキドキします。
もう「映画」が存分に詰め込まれている映画でした。
有名なシーンは数多くあって、見ていて「あ！ここが！」と答え合わせできた気分です。
あらすじも何も知らなくって、予備知識すらほとんどない状態だったのですが、逆にそれが良かったなぁと思います。
そして、生意気な兄の友達たちも結局は力を貸してくれるっていう、子供らしい無防備さと無敵さが最高に好きでした！
