この作品は、小さい頃に何度も観た記憶のある思い出深い作品です。
そしてこの間地上波で放送されていたのを久々に観たんですが、すごく懐かしい気持ちにさせられました。
まず、E.T.とエリオットが友情を育むのを見ていると、見ているこっち側もとても尊い気分にさせられますし、『心の友』ってこういうことを指すんだなって思いましたね。
それだけに、終盤の展開は観ていて辛いものがありました。
そしてE.T.の念力によって、自転車が空を飛ぶシーンは、映画史に残る名シーンだと思ってます。
実際あのシーンを観ると、今でも子供心をくすぐられてしまいます。
また、この映画にはヨーダの仮装をした人物が登場したり、エリオットが『スター・ウォーズ』のフィギュアをE.T.に紹介するシーンがあったりと、スター・ウォーズネタが多分に含まれており、こういった場面からはスティーブン・スピルバーグ監督とジョージ・ルーカス監督の絆を感じることができました。
もうこの映画が公開されてから38年ぐらい経ちますが、今もなお古臭さを感じさせないいい作品でした。