くぅー

ジェームズ・ディーンのすべて/青春よ永遠にのくぅーのレビュー・感想・評価

3.9
永遠のアウトローである名優ジェームズ・ディーン・・・彼の足跡を共演者達のインタビュー等で振り返るドキュメンタリーで、1975年の英国製作ながら見応えはあった。

そう、劇中のサミー・デイビス・Jr.の言葉を借りるなら、"死後何年も経つのに愛され続け、特別扱いされるのはマリリン・モンローとジェームズ・ディーンだけ。" ・・・僅か3作品に出演しただけで、自動車事故で逝ってしまった男のただならぬ存在感は、月並みながら、今観ても全く色褪せずに異彩を放ち続けているから、正にレジェンド。

個人的に興味深かったのは、マーロン・ブランドに憧れ続けたやんちゃな青年像・・・と、デニス・ホッパーが語る『ジャイアンツ』撮影中の立ちションエピソード。

最後に、クラプトンやステッペンウルフにイーグルス等の挿入歌が心地良かったが・・・Rock 'n' Roll は彼の死後生れた音楽ってコメントにも、妙に納得できましたね。
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