浮浪者

アダプション/ある母と娘の記録の浮浪者のレビュー・感想・評価

3.6
遅れを感じさせるように触れ合いが行われていく。躊躇と怠惰による先延ばしが功を奏していくこともある。濃密にではなく、軽妙に触れ合われる肌理。多焦点的ともいえるような、分散された俯瞰もまた、先の躊躇の目線であると思えば、見続けることができる。
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