本作品は劇場で鑑賞後テレビで再鑑賞。
初見の時は、単に娘を溺愛し過ぎてしまった父親の献身的な自己犠牲の物語と解釈しつつ腑に落ちない思いを抱えたままでいた。
そして再鑑賞の際、目の前にたちこめていた霧がはれました。
この作品の陰の主人公は妻ですね。
妻の深層心理に目を向けると、全く違ったスケールの大きい作品となります。
想像以上に深良いストーリーです。
ネタバレになってしまうので書けませんが、夫と妻の会話以外にも妻にまつわる台詞を全て聞き逃さずに鑑賞して頂きたい。
時代背景を踏まえて、この妻は一体どんな性格の人間であるのかを…
お気に入り作品の一つです。