山田

ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記の山田のネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

映画ドラえもん18作品目。ぼくはこの作品を観たいがために映画シリーズを順番に観てました。
今日でノルマは達成です!長かった〜!

おもちゃ遊びが大好きな幼少を過ごしていたので、この映画は本当に思い入れが深く懐かしさが爆発して終始涙ぐみながら観てた(笑)生命のネジ、石ころぼうを使う、現実の凶悪犯がのび太たちの部屋に忍び込んでくる、とにかくパカポコがかわいいって記憶はあったもののそれ以外のところはほとんど覚えてなくて「こんなシーンもあったねぇ〜」と記憶を蘇らせながらの鑑賞になりました。大人になってみるとそこまで思ってたよりもぬいぐるみがぬいぐるみしてなくて、なぜかすぐ知恵を持ち出してジャイアンやスネ夫に環境破壊の意見を出したり、パカポコに至ってはなんでネジを巻くことになったのかも不明だしすぐさましずかちゃんのブタに役どころ奪われてて後半まで出てこなかったので「そんな感じだったか?」とビックリしてしまった。
知恵を授けた雷は種まく者の意志で、あの星の環境を守るために必要な工程だったんだろうな。

今作では違う星の民と戦わずに地球の凶悪犯とそのコピーたちと戦うので舞台としては狭く冒険感は薄かったかもしれないけど、この狭い範囲が好きな理由の一つかもしれない。
牧場を夜までに作ると大見栄張ったのび太がドラえもんの福引のハズレ券でもらえる小惑星を厳選するところも良い。22世紀の福引はハズレでも小惑星(ほぼゴミ)がもらえるのはなんだかすごいと思った。

ジャイアンのティラちゃんとか、しずかちゃんのおもちゃジャックくんがスピード飛ばしすぎて事故してるのとかじわじわおもしろくて好き。
しずかちゃんのスカートがハシゴにひっかかってしまった時すぐに助けに向かったのがのび太で、「もう大丈夫だよ!」って声をかけていてのび太の優しさと強さが出ていたし、そういうところが大好きだったんだよなぁと童心を思い出した。

熊虎鬼五郎のコピーたちをひとつに戻したらホクロの鬼五郎になったのは正直よくわからなかった。ホクロさんは鬼五郎の中の良心が強いコピーだったのかな。しかしコピーに吸収されてしまった本物の鬼五郎もなんだか気の毒だけど、鬼五郎の罪は鬼五郎が償ってくれるでしょう。
鬼五郎に関しては本当に凶悪犯なの?ってくらい最初の頃頭悪そうだった。ホクロさんがパンダの乗り物を見て「子供の頃乗ってみたかったんだよな」と言ってて(それは鬼五郎の幼少の記憶?)と思ったらなんだか少し悲しい気持ちになった。

思い出深い作品をまた観ることが出来て嬉しい。アマプラさんには感謝です。
山田

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