リミナ

人狼 JIN-ROHのリミナのレビュー・感想・評価

人狼 JIN-ROH(1999年製作の映画)
3.7
沖浦啓之氏の初監督作品。

ロングショットでのリアル調なアクションや芝居、CGではない群衆、電車、車など全編に渡ってハイカロリーな作画の画面が続く。セル画ならではの質感も合わさった画面は公開から25年経っても色褪せない。

そんな中、クライマックスで一番の見所が来るため、悲しいシーンではあるが盛り下がらずに込み上げてくるものがあった。

物語としては、やや小難しい(冒頭の説明がある程度理解できれば問題なし)上に爽快感やエンタメ性はなく人を選ぶが一見の価値あり。
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