このレビューはネタバレを含みます
ラストシーン。
死んだように時間が止まる。
彼は永遠に動かないのか、それとも動いてくれるのか…
長い沈黙ののちに
ふと瞬きをしたその瞬間、僕は救われた!
後から何秒時が止まっていたのかを確認したら、ちょうど30秒。
たかが30秒、されど30秒。
僕にとって長い長い時間だった。
だってライアンには生きていて欲しかったから。
その願いが叶ったとき、映画の疾走感と重厚感、銃社会の虚しさや現実。
全てを目の前に、ドンッて置かれた感じになって気が重たくなった。
少しの光を感じれたことがせめてもの救い。
瞬き一つが救ってくれた。
そしてエレベーターでのキスシーン。
瞬きを忘れるほどの美しい時間でした(笑)