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極道のmitakosamaのレビュー・感想・評価

極道(1968年製作の映画)
2.9
スカパーにて。東映の若山富三郎主演の極道シリーズ第1弾。

従来の男気があり義理人情に厚いヤクザ映画じゃない、愚連隊上がりの島村清吉が大阪釜ヶ崎を舞台にノシ上がろうと奮闘する物語。

島村の奥さん役に清川虹子。
若山・清川の熟年カップルがラブラブで可愛い。
部下に若い頃の菅原文太や山城新伍も出てるがあまりセリフも無い。

島村はデカい組の6台目になるが、基本無学なので傍若無人に振る舞う。
トラブルも多く、先代の息子で友達が嫁子供を残し殺される。
ゲスト出演でオイシイ役どころな鶴田浩二もあっさり死んで退場。

強がって暴れて悪事を働くが、結局周りのヤクザの方が上手で利用される。裏切られた恨みを果たして復讐に挑む。
正義もヘッタクレもないヤクザ映画だが、若山富三郎のどこが味のある風貌に癒されるから不思議だわ。
山高帽を被る島村一家が妙に可愛いのも良いね。
特に文太が似合ってなくてステキだ(笑)
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