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座頭市千両首のseapony3000のレビュー・感想・評価

座頭市千両首(1964年製作の映画)
5.0
六作目!池広!宮川!イヨッ!
いままでとは違う黒のオープニング、それだけで熱い。島田正吾の国定忠治がこってりクドイ。村の衆の八木節に誘われて樽太鼓叩いちゃうイっつぁん。「兇状旅」で着てた夏向けの生地も素敵だったけど、今作は何染?何織?アーシーなグラデーションに首元にはブルー系のホームスパンみたいなマフラー。季節は秋。手拭いの柄も素敵だったし。国定軍団を助けるべくガキ背負って山を越えるイチ。綺麗に連なる御用の提灯。ガキの声が大人の女性の声でちょっとガックリくるけどまあいいか。2度目の坪内ミキ子に2度目の若山先生。若山先生いきなり馬乗って鞭振るって突進してくるバイオレンスなクライマックス最高。イチも珍しく激しいアクション。満身創痍でお口カクカク言わせながらの完。斉藤一郎センセーのシンセもさらにうるさかった。まつ毛綺麗な若山先生が一瞬ディヴァインにもみえた。
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