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座頭市千両首のmitakosamaのレビュー・感想・評価

座頭市千両首(1964年製作の映画)
3.7
一作目の平手造酒に引き続き、国定忠治が登場。

上州(群馬)で八木節の村祭りに加わった座頭市。上納金の千両箱が盗まれて市が疑われる。

続いて赤城山の国定忠治が疑われる。市は忠次に会いに行き誤解を解く。
ここで、市が忠次には礼儀を尽くして腰を低く対応するんだよね。忠次の大親分振りを演出する良いシーン。

千両箱強奪の真犯人・代官は忠次や市に追手を向け、嘆願に来た村人も拷問。

そして代官の用心棒役に、二作目に続きまたしてもお兄ちゃん若山冨三郎が共演。
隻腕の兄の役から、ムチ使いの剣士に。ベジータ並みのM字頭に目尻の刀傷と、メチャクチャにキャラが立ってる。別人に見えるから流石だよな。

ラストバトルは完全に西部劇だ。ムチで首を括り馬で引きずるなんて、日本のチャンバラのイメージ外の斬新さだ。
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