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過疎地帯
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『過疎地帯』が配信されているサービスは見つかりませんでした。

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『過疎地帯』に投稿された感想・評価

【それから・・・】

お?レビュー一番乗りか?
・・・まぁ、あまりそそられるタイトルでもないしね(笑)

これは純度100%混じりっけなしの「タイトル通り」の内容です。
ウソ、大袈裟、紛らわしい等々のJARO案件ではございません。

なので、観ていて目がキラキラ輝くような内容でもなければ、号泣のビッグウェーブが襲ってくることもありません。淡々と「山と海と畑と、あと時々人」を映し出す映像が続きます。
なので41分ですら長いと感じるかもしれません。

ただ、見ているうちにいくつか不思議なことに気がつきます。

この映像が撮影されたのは1973年。今から50年近くも前のことです。
しかし、極端な古さを感じないんですね。
過疎地域に残る人たちは圧倒的に高齢者が多いため、服装も「流行り廃り」とはあまり関係のない、いわゆる「田舎のトラディショナルファッション」に身を包んでいることもあるかもしれませんし、時代を象徴するようなアイテム(当時流行っていた家電や子供たちが観るアニメ等)が画面に映りこむことも無いため、ある意味では「時代」や「時期」を感じる映像が殆どないのです。
そこに映るのは、その瞬間を「生きる」ということだけ考えている人間たちだけ。
それは今も昔も関係ない事なのかもしれません。

若者たちが田舎を捨て都会に出て行った理由はきっと1つではないのかも知れません。

特にこの作品が作られたのは日本が減反政策(1970年~2018年)を本格的に導入した直後。
人々は国によって制限された農業に魅力を感じなくなり、やがて仕事を求めて都会へと出て行きました。
地域に残ったのは、もはや都会で新しい暮らしを始めるには年をとり過ぎてしまった高齢者たち。
しかし、彼らが生きていくためには仕事をしなければならない。
そしてそんな高齢者に残された道は「先細りしていく農業」しかなかった・・・。

ここだけを見れば「時代的背景」もあるため、若い人が都会に出て行くことはある意味仕方のない事なのかもしれません。

じゃあ、50年経った現在。
その田舎はどうなったのか?そして田舎から出てきた人々は皆幸せに暮らしているのか?
日本の過疎化は止まっていません。
農業の衰退以前に人口自体が減っているから。
分母が小さいところから衰退、消滅していくのは自然の法則なのかもしれない。

それでも、若者たちは「人が多いところ」を目指して上っていく。
そして都会に集まった人たちは、都会という多数の中で「個(孤独)」を実感する。

50年前から現在に至る過程で、家族の単位は「大家族」から「核家族」へと代わり、住まいもマンションに暮らす人が増え、「向こう三軒両隣」なんて言葉もやがて遠い昔の死語となり、コミュニティの形や単位も様変わりしてきました。

そしてインターネットが爆発的に普及し、人は直接触れ合うことを必要としなくなりました。
他人からの承認は人一倍求めるくせに、直接人と関わることは求めなくなったのです。

心の過疎化が進んでいく・・・。

「人がその地に生きることを諦めた時、全てが朽ち果てていく。「過密」とその一方にある「過疎」そのどちらも人間の荒廃に繋がる」

図らずも、人間は新型コロナウイルスの影響で、また「距離」を取ることを選択しました。

過疎とは、確かに「人口減少」と結びつけた問題なのかもしれません。
だけど、あの時「過密」を選んだ人間達は、今「個」を選び始めている。
なんとも皮肉なものです・・・。
ssss
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マジ・過疎♫