借りてきたのか,テレビで流れていたのか,おぼろげに残る記憶をネットで手繰って見つけた。
雪山に飛行機が不時着,辛くも死をまぬがれた人がどのように救出されるに至ったかという史実に基づいている。(事故名は『ウルグアイ空軍機571便遭難事故』)生存者の一人も制作に携わっているが,ドキュメンタリーの色は薄くストーリー性のある映画に仕上がっており現在でも十分鑑賞するに耐えた。
子どもの頃と今とで印象がまったく違う。それは想像の精度が上がることにより生じるのだろうが,自分にこの生き延びようとする意志が芽生えるかどうか自信はない。乗客がほぼラグビーチームで占められていたこと,聖書に対し厳格なプロテスタントではなくカトリックであったことは結果に大きく影響しているだろう。
若い頃のイーサン・ホークが出ておりびっくりした。カッコいいというより少し胡散くさい。