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ドラえもん のび太とふしぎ風使いのanguishのレビュー・感想・評価

2.0
大長編ドラえもん 第24作

▲デジタル彩色になり作監も代わって、ガラッとタッチが変わった事が目に付く、ギャグ顔が特に顕著。フー子の話を知っていれば懐かしさでほころぶ。チベット地方でモンゴル装束が新しい「ナウシカ」のような冒険忌憚かと心躍らせてみれば蓋を開けてみれば既存のワンパターン。楽なんだろうけど正体を現した時の絶望感、そこから発生するありふれた展開、そして涙…始まりはスネ夫に花を持たせる試みかと思えば結局のび太とジャイアンに傾いていた。だったら最初からのび太から絡ませればいいのにそうすればラストも一入だったのになんか間の抜けた感じに受け取ってしまった。

原作から離れてから担当している脚本の人とは合わないらしい。

(20220221)-22(131)
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