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しあわせはどこにのseapony3000のレビュー・感想・評価

しあわせはどこに(1956年製作の映画)
4.0
両親がいないと就職できないんですか?って受けた会社の偉いさんに思わず廊下で問い詰めた相手が外部の有力者の二本柳寛。当然見初められて一発コネで社長秘書に抜擢のいづみ。同僚の宍戸錠&葉山良二のイケメンに即日モテるいづみ。人身売買のオジ泰ちゃん、女たらしの宍戸錠、嫉妬する先輩秘書…待ち受ける悪の罠。誰もほっといてくれないいづみのアイドル映画。さまざまな偶然が都合よく絡み合ってみていて気持ちがいい。隣にある港町にお母さんが住んでますって鳥取砂丘を存分に活かし、悪の組織は倉庫街の地下室で乱闘。そこへ駆けつける有力者の二本柳寛。いづみちゃんのお相手になれないならせめて二本柳になりたいおじさまたちの行列がみえる。ドスで刺されたが寿子お母さん無事でよかった。カクテルにミックスジュースつくったりシングルライフがお洒落な宍戸錠と、たばこ屋の2階下宿の朴訥葉山良二の対比も楽しい。たばこ屋のおばさん大活躍。しあわせはどこに?葉山良二が教えてくれる。
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