文字通り「見えない恐怖」です。
盲目の少女サラは、病院を退院して叔父の家にやってきます。久しぶりに恋人スティーブとの再会も果たし喜びもひとしお。
そんなサラの周りで惨劇が起こる。叔父一家が惨殺去れていたのだ。盲目のサラは周りの状況が分からない・・・。
見えないことによる恐怖が上手く描かれています。近くに殺人鬼がいるのに、それが分からない。そっちに行ったら駄目!!的な怖さがあります。
そして殺人鬼の描き方が上手いです。殺人鬼はブーツを履いているのですが、そのブーツを上手く使っていました。このブーツは誰なのか!?的な観点からも面白く観られました。
盲目という設定を上手く生かして良質なミステリーに仕上げられている良作でした。