見えない恐怖の作品情報・感想・評価・動画配信

「見えない恐怖」に投稿された感想・評価

テロリ

テロリの感想・評価

4.8
これはすごい!久しぶりに我を忘れてのめり込んだ作品でした。あまりmarkされていませんが、かなりの傑作じゃないでしょうか。

主演はミアファロー。今回は盲目の女性を演じていますが、「ローズマリーの赤ちゃん」と同様、どこか危うげで儚い演技は他の追随を許さないレベル。あまりに迫真の演技が続くので、見ているこちらが不安になってしまうほどです。

主人公の家の中で恐ろしい出来事が起こるものの、盲目ゆえにそれに気づかない…という設定がすでにスゴイんですが、犯人のブーツだけをひたすらローアングルから写し続けて恐怖心を煽る手法が本当に見事。最後、少しだけ拍子抜けもあったけど、ラストのカットも訳わかんなくて印象的でした。

本当に超面白い映画です。絶対にまた見たいのでネトフリとかアマプラでも配信してほしい!!
超絶面白すぎて勃起もん。マジでシナリオとか一切関係ない!低く構えられたカメラとミア・ファローの盲目の芝居と美術によって映画が作られてる。演出のみ!以上!の潔さで正々堂々勝負する気合を見ろ。

ミア・ファローのか弱さと一人で生き延びようとする謎のパワーは『ローズマリーの赤ちゃん』といい、この女優じゃないと成立しないって感じがあって大好き!

部屋の内部があらわになっていくと同時に死体を見せて処理したかと思えば、一旦部屋から出させて2度目に死体を発覚させるっていうこの理屈なしの怖さパネェ!!
既に観てるからこそのサスペンスと、あの風呂場へのカメラのゆったりとした寄り方を観て思い出すのは当然ながらヒッチコック、そして『Helpless』!
蟯虫丸

蟯虫丸の感想・評価

4.0
一家惨殺が起きているが視覚障害者が何も気づかず死体が入ってる風呂に湯を溜めたりふつうに1日過ごす演出が凄い 足元にあるガラスの破片だけを映していく狂気
てか犯人どんだけお気にのブーツやねん
お屋敷に住む盲目の女性に忍び寄る殺人魔を描いたリチャード・フライシャー監督作品。殺人魔の足元しか映さない演出が不気味。主人公が自分のそばに転がる死体に気が付かないシーンも怖い。フーダニット型ミステリの要素を排して犯人との息詰まる攻防に焦点を絞った方が好み。
冒頭の数カットで犯人の男がどんな怖いヤツなのかを完璧に説明しちゃっててまじ喰らった。
家族がみんな殺されて死体が家中に転がってるけど、盲目の主人公はそれに気付かない ってシチュエーションが整った時点でもう勝利がある程度約束された気がする…。そっからは無敵モードみたいな感じで、すべての動きや音にヒヤヒヤさせる作用が持たされてて最高だった。
みんな書いてるけど、床に落ちたガラスの破片を使ってあそこまで戦慄させられるのはすごい。アイデアの塊!
数々のサスペンス作品の傑作を生み出したリチャード・フライシャー監督作品。
本作は盲目のヒロイン、ミア・ファローを主役としたサスペンスもの。
ローズマリーの赤ちゃんから数年後の作品だが、イギリス🇬🇧田園の中でこれでもかとミアが嬲られ泥まみれに😨
ブーツを履いた犯人のまさかのドンデン返しもあり、サスペンス映画の佳作です😆!
冒頭、犯人が闊歩する街中の電器屋のショーウィンドウのテレビ📺では「残酷の沼」が放送されておりジャックバランスが白のタキシードに鋏を持っておりました✂️😆
ミアを探して泥濘地を走り抜けるランドローバー!流石の走りっぷりです。映画の中の男たちも長髪にジーンズ、そろそろ70年代が始まってきたファッションセンスが時代を感じさせる。ラストは潔く幕が降りる🎬
Riy

Riyの感想・評価

3.7
導入部や前半はドンドン引き込まれて、期待が高まったのに、後半が少し単純な流れで残念。
この頃のミア・ファローは独特の魅力満載、やっぱりこういう個性は凄いですね。さり気ない乗馬シーンは粋です。
horahuki

horahukiの感想・評価

4.2
絶対にお風呂に入らせない!!

盲目の主人公サラ(ミアファロー)が暮らす家に殺人鬼が侵入してくるホームインベージョンスリラー。家族が全員惨殺されているのに盲目ゆえに気づかない…というスリル。そんで、ブーツに水かけられたからって問答無用で一家全員惨殺する犯人の狂い方が凄い!😂せめて謝るチャンスを!

冒頭から犯人がカメラの前に現れ、堂々と街の中を歩き、殺害相手をターゲッティングするまでをプロローグで見せる。ただ、カメラはブーツしか写さない。そのブーツをトラッキングする中で、『修道院殺人事件と強姦魔』という映画、ショーウィンドウの銃、バイオレンスが行われるテレビ画面を映像にのっけてくる。それによりモンタージュのように相互関連させて観客の頭の中にブーツの人物像を作り上げていく。めちゃくちゃうまい!

空間に対して正対するアングルでの長回しを多用し、その固定された画面の中で主人公を含めた家族みんなの日常が描かれる。だからこそ、家族が惨殺され遺体が転がっている家の中で、見えないながらも少しずつ平穏な日常への違和感を募らせていくサラの不安な心を表現するかのようなアングルを傾けた映像が際立つ。そういったアングルや、不安が恐怖へと変貌すると異常なほどに画面を揺らすわかりやすいメリハリでの強調だけでなく、正対のアングルでも少しの前後移動や付き従った後の残留等々細かなところでスリルを高めていく手堅くて的確な演出にテンション上がった!

フレーミングも面白くて、同一画面内で複数人物の運動の始点と終点を計算した上での交差やそこからのキャラクターのイン・アウトで物語をバトンタッチするかのように繋いでいく映像的な高揚感がエゲツない。異常と日常をナチュラルに混在させた中で、自分に日常を強引に実感させようとするかのようなサラのルーティンもスリリングだし、クライマックス手前のとこ以外はずっと最高に面白かった。

そして、ジャーロから影響を受け、ジャーロに影響を与えてもいるのだろうなということを実感できたのも良かった。本作は流石にジャーロとは言えないように思うけれど、かなり強引に異常性愛的なところを読み取ろうとするとジャーロに近くなるようにも思う。また、設定は違うけれど前半は図式的に後の『暗闇にベルが鳴る』とも近く、その流れで見ても面白い!

そんで、ブニュエルの『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』みたく、お風呂に入りたくても毎回毎回何かしらに邪魔されてまともに入れないサラさんには笑った🤣
カヤ

カヤの感想・評価

3.7
めっちゃおもしろかった。そしてかなり怖かった。高レベルな盲目サイコスリラーって感じで、構成が上手い。見応えたっぷり。ミアファローは安定の美しさ。
橋本

橋本の感想・評価

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ハンディキャッパーのホラー物は、恐怖の視点が通常とは少しズレるので、見応えがあって面白い。本作はサスペンスとしても秀逸で、お約束ではあるものの、犯人のミスリードも巧みで楽しめました。
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