クリスマスシーズンに観たい映画。
公開時に映画館で観てます。
邦題と、雪の背景のなか2人の男女が会話しているカットに惹かれて。
成功した投資家のジャック(ニコラス・ケイジ)は、たまたま立ち寄っコンビニで、ささやかな善行をほどこします。
その善行をほどこした相手は天使?
このチンピラふうの貧相な黒人が天使?
次の日に目を覚ますと、天使?の力で、ありえたかもしれない世界に移行させられていました。
その世界では、空港で別れたはずの元恋人(ティア・レオーニ)と結婚し、二児とともに生活しています。
こんなはずはないと、成功していた世界に戻ろうとジャックは奮闘しますけれど、空回りするだけ。
娘には、父親に変装した宇宙人と間違えられ、「地球へようこそ」なんて言われるくらいチグハグ。
ただ、徐々に妻子との生活に馴染み、温かい気持ちにつつまれていきます。
ところが、本心からこの世界の生活を望み、「パパ、お帰り」と言われたその次の日の朝に、彼は元の孤独な生活に戻されてしまいました。
「なぜ別の世界を見せたのか」
ジャックは、件の天使?を問い詰めますが、答えは得られません。
そして、ジャックはある行動にでます。
夜の空港、雪降る大きなガラスをバックに、2人が笑顔で会話しているシーンがやっぱり素敵でした。