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愛情の花咲く樹のColorのレビュー・感想・評価

愛情の花咲く樹(1957年製作の映画)
4.0
MGMが50年代に「風と共に去りぬ」よ再び、と勇んで製作したアメリカ南部戦争もの。やや空回りした感はあれど、50年代の意欲作と評すべきだし、まずは「陽のあたる場所」以来のリズとモンティコンビ2作目ってことを喜びたい。また、大判フィルム?でカラフルに撮られたW.プランケットの衣装や、ナット・キング・コールの歌う主題歌など、画や音楽の優しい豪華さも、忘れがたい。

本題とはずれるけど、出自に悩み錯乱に陥るヒロインという設定などは、映画史におけるアフリカンアメリカンの描写としていま見直す価値があるのカモ。

ソフトなどの面でもっと観やすくなる希望も込めて4点。
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