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言えない秘密のrinのレビュー・感想・評価

言えない秘密(2007年製作の映画)
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台湾製青春映画をリサーチしていた時にいつか観ようリストに入れていた作品だったんだけど、今週末から古川琴音(知ってる俳優)と京本大我(知らないアイドル)をキャストに据えたリメイク版が公開予定で、そのマーケティングの一環でBlu-rayが発売されてたので、購入して鑑賞することにした。

『藍色夏恋』の桂綸鎂(グイ・ルンメイ)がとにかく美人なんだけど、私は小悪魔系のキャラが好きじゃないので最初の方はきっつーと思いながら観てた。それで思い出したけど『からかい上手の高木さん』の高木さん、鑑賞中は不思議なことにそれほど気にならなかったんだけど鑑賞2日後くらいから「やっぱりあいつ気に食わないやつだった気がする」と私の小悪魔キャラ嫌いが首をもたげてきて、今は完全に気に食わない認定。日に一度は思い出して憮然としてる。映画にはこういう楽しみ方もある。

話を戻してこの『言えない秘密』、台湾製青春映画としてはそこまでの求心力を感じなかったが、つまらないロマンスかと思いきや途中から一気に展開が変わるのが面白かった。リメイク版でどこまで忠実に再現するのか、楽しみだ。

中腰で両手を前に出して姿勢をキープする学校刑罰、『あの頃、君を追いかけた』にも登場してたけど台湾の文化なのかな。それとも一昔前のワールドワイドな体罰?

台湾製青春映画を日本でリメイクするの流行ってるのかな。勝手な希望だけど、できれば日本で未ソフト化の作品をリメイクするついでにソフト化して発売してくれると嬉しい。昨年は山下敦弘監督による陳玉勲『1秒先の彼女』のリメイク『1秒先の彼』があった。あれ、実はリメイク版の方が好き。山田裕貴×齋藤飛鳥の『あの頃、君を追いかけた』はヤバそうな予感がして観てないんだけど、怖いもの見たさもあってどうしようか迷い中。迷ってる時点でたぶんいつか観るんだけど…
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