マーくんパパ

運命の饗宴のマーくんパパのレビュー・感想・評価

運命の饗宴(1942年製作の映画)
3.4
デュヴィヴィエの監督だからてっきり欧州映画と思いきや、彼がアメリカ滞在中に作ったアメリカ映画でした。一つの夜会服が変転しそれを着た人に巻き起こる6つのオムニバス物語。①舞台俳優と人妻愛人→②フィアンセとの浮気トラブル→③指揮演奏者→④生活保護の名門大学出の弁護士→⑤カジノ強盗→⑥恵まれない黒人農村の信者たち。各エピソードに一流豪華俳優を配して気楽に観られる。①のS・ボワイエの気品、④のE・G・ロビンソンの悲哀と反骨が好きです。