タクマ

鉄腕アトム 宇宙の勇者のタクマのレビュー・感想・評価

鉄腕アトム 宇宙の勇者(1964年製作の映画)
3.6
見たで。
全3話の総集編。60年近く前の作品だけあり今の価値観で考えたら多少思う所はあるもまさかのメタネタ→モノクロ→カラーへのチェンジを初めとした手塚先生の遊び心は見ていて楽しい。アトムの最後の言葉に手塚先生が夢見たかも知れない科学と未来への希望を垣間見た。
丁度僕が小学生位の時にWOWOWで手塚作品のアニメを再放送していてそこでモノクロ版アトムも見てました。レビューを書きながら思い返してみてもこれがあったから自分は大人になった今も手塚先生の漫画が好きなんやなと思う。
今見ても鉄腕アトムで描かれる発展した未来世界の街並みは斬新やしターミネーター2がロボットは人間の心を理解できるか?と言うテーマを描いた作品なら本作はロボットが人の感情を理解してそこから先はどうなるのか?と言う部分に迫った点でも面白いと思う。
僕が生きてる間に人間と機械が同じ感情を持って生きる未来はあるんやろうか?そういう時代が来た時は地球全体がもっと豊かな発想と優しい世界で無きゃアカンやろうな。
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