このレビューはネタバレを含みます
ありがとう!好きです。
バイクを乗るという衝動。何の生産性もないただバイクに乗るいう行動こそが好きなんだという事に主人公が気づいていく作品だと感じました。
最初は暴走族で走る為の手段のバイク、仲間とつるむ為の手段のバイク、彼女を作るための手段としてのバイク、
しかし、主人公は暴走族をやめて、仲間も失って、未来の就職先右翼(洗脳と気づく)も失い、最愛の彼女も失い、すべてを失った時バイクに乗る事を選ぶ。身体すら不自由になっても。
主人公にとってバイクを乗る事は手段ではなく、目的だったのだと思いました。
好きな事は打算的な事じゃない、その事をしている事こそ幸せなんだ!と気づかされました。