アマクチ

ツリー・オブ・ライフのアマクチのネタバレレビュー・内容・結末

ツリー・オブ・ライフ(2011年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

マクロに天体、銀河、宇宙にまで広がり、またミクロに細胞の繁殖、生命の誕生をたどり、また何億年と時を駆け戻り、恐竜たちの弱肉強食の世界を経て、
記憶の中の、父との和解に辿り着く。
最後、男が回想するままの姿で、生存者、死者、皆が集う、白く眩い神聖な自然の中で、あの時のことを身体で感じる。

嘆きの灯火、心の声は最後、
全てを悟るように、何も語らない。

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悩むこと、悩む人間の心のなか
宇宙のように茫漠で、無限に繰り返される生命の明滅のように、永い。
ある時点のそれがあるだけで、ときに人は、自分の存在を、肯定できる。

とんでもない作品だ、、
アマクチ

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