すねちゃん

ワンス・アンド・フォーエバーのすねちゃんのレビュー・感想・評価

3.6
ベトナム戦争の初期を描いた映画。主人公メルギブソンは家族想いで戦場では落ち着き払った態度を見せて部下に対してはお前ら絶対に死なせねーぞっていうこんな奴いね、、まさに理想の上官。

戦場シーンは交戦時の敵があまりにも至近距離過ぎて不自然に感じたけど、常に無線で連絡をとりながら戦う様子が戦争は情報戦だったんだなとリアルに感じた。爆撃のシーンは迫力が凄い。

戦争を兵士側だけでなく帰りを待つ家族側の視点に多く時間を割いてたり、家族を想いながら戦うベトナム兵士側からも少し描いてて良いバランスだった。
アメリカの映画なんだからアメリカ視点寄りなのは当たり前。
全く米国至上主義の作りには見えなかったしきちんと反戦メッセージは伝えようとしてた。

ただどうしてもプライベートライアンと比較してしまう。
すねちゃん

すねちゃん