たな会No02

緋牡丹博徒 お命戴きますのたな会No02のレビュー・感想・評価

緋牡丹博徒 お命戴きます(1971年製作の映画)
4.0
7作目、群馬の公害を扱ってます。公開時期を考えると戦後日本の公害問題とぶち当たります。社会派ですが、ちゃんと緋牡丹博徒シリーズの筋におさまってて素晴らしいです。構図も最高です。ラストの戦いの構図はかっこええですよ。敵が川上からしたたる毒水のあたりで倒れるのですが、毒水が血とまじっているところを縦長に撮って、そこで敵が崩れ落ちて画面に現れてくるとこが、説明下手ですいませんが、最高にかっこよかったですね。そのあとの藤純子のカットも美しいですよ。陸軍大臣閣下役の石山健二郎が声がまじでかくて音量さげましたが、最高でした。