『緋牡丹博徒』シリーズ第7作。上州・高崎観音の勧進賭博と、軍の工場による公害問題をめぐって蠢く組長・軍人・工場長それぞれの黒い思惑に、お竜のドスが炸裂!情と悲哀、怨みと怒りがスクリーンに溢れる!
緋…
軍需工場の廃液問題に、ヤクザが絡む
初七日の法要中、寺での殺し合いが凄絶だった
お竜ファンの安二郎が、結城の親分殺し、所長殺し、結城の三代目の正体をバラすという重要人物だった
そして、熊虎の親分は絶…
藤純子(現富士純子)主演“緋牡丹”シリーズ(全8作)の第七作。
監督は加藤泰。
(1671、1時間33分)
お竜(藤純子)は上州伊香保の久保組の賭場でイカサマを見破りもめ事になるが、武州熊谷の結城…
以前、旅の途中、上州でイザコザに巻き込まれ、地元の親分衆(鶴田浩二、嵐寛寿郎)に世話になったお竜さん、久しぶりに勧進賭博に出るためやってくる。
ここでは兵器工場の公害で農民が困り果てていたが、悪いヤ…
1971年は、今日の太陽光パネルや風力発電による森林や海洋の環境破壊💥同様、日本列島🗾は、空は工場🏭煤煙、光化学スモッグ、川や海は水質汚染最盛期であり、ニクソンショック、オイルショックで、日本🇯🇵暗…
>>続きを読むオープニングの渡し船が着いてローアングルで草越しに立ち回りが映し出されると、加藤泰の映画を観る幸福感を覚える。加藤泰はローアングルと俯瞰ショット、石井輝男とまではいかないけど狂気を孕んだ展開が魅力で…
>>続きを読む一人か二人をアップで映し、予想もつかない角度のショットが続いていくとき、シネスコは切り返さずにロングで撮るものという定式が崩れてしまう。
全編フィックスで、長めの、引きでローポジションのショットに…
お竜が菊太郎の死に駆けつけたシーンの長回し、ローアングル固定が良かった。腰から下しか映っていないシーンが、その後の初七日からの乱闘、所長の殺害シーンなどでもあり、なかなか良かった。
特に駆けつけたシ…