昭和初期の浅草。上野の博覧会場建設工事を請け負った鳶政一家。しかし、阿久津組が工事の利権を譲れと横槍を入れてきた。鳶政組頭の花田秀次郎は、阿久津組による度重なる邪魔立てに耐えていたが、工事…
>>続きを読む華やかなジンタが流れる浅草六区に信太郎が戻ってきた。信太郎は「平松興行」を起こして朝日座を中心に芝居を打っている元やくざ聖天一家の平松源之助の実子で、相思相愛の娘がいた。楽屋番をしながら源…
>>続きを読む千葉は銚子に近い漁港町。関東島津組の元幹部・武井繁次郎は、病死した弟分の妻・加代の父である潮政一家の秋津政太郎の元に身を寄せた。そんなある日、繁次郎は昔の親分を殺した仇・桂木龍三が潮政一家…
>>続きを読む明治中頃の四国徳島。重病のまま刑務所を出所した子分の清吉を連れ、折からの嵐に困っていた緋牡丹お竜は、幸平という男の計らいで藍の小作人・茂作の家で世話になるが、清吉は看護の甲斐なく他界してし…
>>続きを読む7年ぶりに熊本へ戻ったお竜は、父が組長を務めた矢野組を再興する。組は鉄道敷設工事に関わるが、宝満一家の妨害に遭い、お竜が面倒をみている雪江を人質にされてしまう。雪江を取り戻し、工事を完遂さ…
>>続きを読む第2次大戦中、名古屋を無差別爆撃したとして、東海軍司令官・岡田資中将は撃墜したB29の搭乗員を略式裁判で処刑した。戦後、岡田は裁判にかけられ、殺人の罪に問われる。岡田は、すべては司令官であ…
>>続きを読む東京・神田の呉服問屋「沢せい」の主・伸夫が、大貫一家のイカサマ賭博にはめられ、あげくの果てに殺される。彼の幼友達である神田十一番組の纒持・新三は大貫を訴えようとするが、結局は失敗。そんな中…
>>続きを読む渡世人の真三は、5歳の息子と共にある港町へ。病に倒れた息子を救うため土地の顔役・源蔵に雇われた彼は、源蔵の娘・お京と心を通わせていく。そんな中、真三は新宿の露天商をまとめて同盟を作るために…
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