この時代、「FBI捜査官」なんかがベストセラーになったんかな。サイコパス、シリアルキラーを扱った作品。
これも、この時代の映画特有なのか、音響効果、照明が演出過剰で、また、挟み込まれるストリッパーの映像や水泳のシーン、金魚など、これもちょっとうるさく感じました。
あ、西村さんの演技も過剰。
しかし、きちんとホラー映画でした。
怖かった。
なにより、大竹しのぶが怖い。
内野聖陽の怖がり方が、怖い。
この二人でラストまで、意味なく、持っていかれました。
「乳、吸えー」も意味なく、強烈。
だから、なんでサイコパスになったかの台詞なんかいらなかったと思う。
作家は意味をつけたいのだな、怖いからね。
訳がわからないのが、一番怖い。
得体の知れない他者は怖い。