庵野さんの世界観は本当に素晴らしい。
日本のアニメ、めちゃくちゃかっこいい。
人間が巨大ロボに乗って戦う物語は過去にもあったわけだし、いろんな部分を要素ごとに見ると、全てが0から作られた、というわけではない。
それなのに、新世紀エヴァンゲリオンという作品は、
なんかめちゃくちゃ新しい。
これ、なんなんだろう。
上手く説明できないが、
庵野さんがこれまでインスピレーションを受けてきた様々なものを集めて、それを要素分解して、新しいものを足したりなんかいろいろ、凡人にはわからないような発想で綿密に再構築して、昇華させた、
みたいなかんじかな、と。
その結果、唯一無二のめちゃくちゃかっこいい世界が完成したんじゃないかな。
個人的にはそんなイメージで捉えている。
あとはもう、設定とか以上に、
いちいち演出がシビれるんだよなぁ…。
それにしても、キャラクターの思考や
コミュニケーション全般に関して
全く以って共感できないのがまた面白いw
こうすればいいのに、ああ言えばいいのにってことばっかりで、
普通のコミュ力のある人間ならああはならないだろ、と思う。笑
でもそうやって、ずーっと理不尽にどんどん進まされていくことで、
より大きな世界の力に彼らがどうやっても抗えない様 を、
観ている私達にも感じさせるのかなぁと。
(完全に私的考察ですw)
かなりまとまりのない話をしてしまったので、ここから普通の感想を。
序に関して言えば、アニメの内容をほぼ踏襲しているので
比較的見やすく、誰が見ても楽しめる作品。
映像としてもかなり見応えがある。
綾波は完全に可愛いし
ミサトさんは魅力的。
シンジはうじうじしてるって言われがちだけど、そりゃあんなんいきなり言われたらああもなるだろwってかんじで
むしろ頑張って乗って、やり遂げようとして、偉いよ本当に。かわいそうにな。
そしてこれだけはどうしても言いたいのは
緒方、林原、三石の御三方には脱帽の限り。一生好きな声優さんたち。
本当に最高の布陣。
あ、あともう一つ、
宇多田ヒカルは神か…