近頃正式な続編として製作された「エクソシスト 信じる者」は、あれはあれでとても面白かったのですが、こちらの続編はカルト的人気を誇る作品で、僕も大好きです。
ラモント神父が、リーガンの悪魔祓いの調査をする過程でアフリカまで行っちゃうインディ・ジョーンズもかくやのアドベンチャーや、ミニチュア特撮、イナゴの大群のアニメーション、怖いルイーズ・フレッチャーじゃなくて美しいルイーズ・フレッチャー、そしてクライマックスの崩壊するセットでの戦いなど、前作とは趣きを変えたスケールの大きなスペクタクル描写が満載でワクワクしました。
それとやはりエンニオ・モリコーネ作曲の「リーガンのテーマ」が素晴らしいですね。タランティーノが「ヘイトフル・エイト」で引用するほどの、本当に名曲だと思います。
これは"リーガン 愛のテーマ"とでも名付けたくなるような慈愛に満ちた曲で、リーガンが(無自覚に)自閉症の女の子の心を開くシーンでは目頭が熱くなりました。
