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この子の七つのお祝にのd3のレビュー・感想・評価

この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)
3.6
メインストーリーに登場しない過去の人物が、これほどまでに印象を残す物語があっただろうか。
岸田今日子に始まり、岸田今日子で終わる。

娘が他人でありながら怨念を引き継ぐことができたのは共感力の高さゆえだろう。

劇中に出てくる、いかにも80年代のマンションが、現在もそのまま残っていることに驚いた。
土俗的なテーマのなか、当時としては最新の都市生活の象徴としてロケ地に選ばれたのだろうか。
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