d3さんの映画レビュー・感想・評価

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焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

3.5

昨日より明日が良くなると信じた家族の物語。
困難と向き合っても強い人間であろうとするから、互いにぶつかり合う。そのエネルギーは経済成長していく社会と同調することはないが、家族の幸せを願う想いに目一杯向
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将軍様、あなたのために映画を撮ります(2016年製作の映画)

3.4

立場をわきまえない無邪気さは、多くの人を巻き込んで不幸を生み出す。(もし彼が一国を率いる身分ではなく、B級映画プロデューサーだったら)と夢想する。
「タイタニック」の向こうを張ったと言われる大作「生き
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

4.0

「クローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇」を地でいく権力闘争。対立陣営を制圧して手に入れたものは、新たな派閥が組織内から吹き上げてくる恐怖。いつだって楼閣は砂上にある。

映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険(2017年製作の映画)

3.2

近年話題になったスノーボールアースを絡め、よく考えられた物語。天体望遠鏡を覗きながら、「10万光年離れているから、10万年前の光が見える」なんて台詞がサラッと出てくる。ちびっ子に容赦ない。
もちろんよ
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.0

自由を獲得するためには犠牲は必要なのか。一部の暮らしを守るためには、虐げられる層が必要なのか。世界の縮図である列車のなかでは、生々しい構図で対立や苦悩が存在している。

菊とギロチン(2016年製作の映画)

3.7

時代は移り変わる。大切にしたい想いを持っているならば、立ち向かって自分で守らねばならない。
“自由は与えられるものではなく勝ち取るもの”
現代に生きる我々が忘れがちな社会が抱える永遠のテーマを思い出さ
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

4.2

法にたずさわる職は非日常が日常を侵食し、気付かぬうちに自己の常識を変形させる。正義を追求する意志を持ち合せていても、法を介さない措置にその精神は宿らない。

華氏 119(2018年製作の映画)

4.2

格差の広がる社会では、口あたりのよいシンプルなワードが好まれる傾向がある。シンプルワードの影には多くの複雑な真実が隠されるが大衆は気付かない。危機に瀕してはじめてリスクがあったことを知る。
住みよい時
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.6

身近な人が亡くなる恐怖。自分が自分でなくなっていく恐怖。大切な人から信頼されない恐怖。日常に潜むストレスは恐怖へ変化し、錯乱した人々を悲劇へ向かわせる。

パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

3.9

タブーへ挑戦するためには、適した媒介者が必要である。
“無駄を省いた社会構造”として効率化を求めるあまり、未知の可能性を失うことはないだろうか。
雇用を生み幸せの輪を広げた功績は、発明に並んで偉大だ。

人生の特等席(2012年製作の映画)

3.8

親は子供が自分に似ていることが嬉しくもあり、心配でもある。子供の成長を見つつ、これまで知らなかった自分の内面も発見できる。だからこそ特別な関係なのだろう。

真田十勇士(2016年製作の映画)

2.5

まだやれる、と自分を信じることで進むべき道が見えてくる。

キングダム(2019年製作の映画)

4.0

オレは海賊…いや、「オレは中華を統べる王になる!」
意志のあるところに力は集まる。はじめは互いに打算的でも良い。皆がそれぞれの夢を持ったうえで同じ方向を向けば、その集団は強くなる。

J・エドガー(2011年製作の映画)

3.5

自己顕示欲が正義感を育て、肥大した正義感がさらなる自己顕示欲をかきたてる。
孤独を感じやすい性格だったために、“誰かに認められたい”、“愛されたい”といった想いが人一倍強かったのではないだろうか。

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.5

勝てないことが負けではない。負けることを恐れて挑戦しないものが負け犬だ。
望んだ結果が得られなかったときこそ、家族が支えとなって絆が再確認される。そして前を向いて次のチャレンジへ進みだす。

グッバイ・クリストファー・ロビン(2017年製作の映画)

3.8

そのとき最善だと信じた行動が、別の視点からも良策に見えるとは限らない。ただ世界中から愛された物語は残り、親が子を慈しむ気持ちは共有することができた。物語の力は強い。

FYRE: 夢に終わった史上最高のパーティー(2019年製作の映画)

3.5

「嘘は大きければ大きいほど騙される」
どこかで聞いたセリフを思い出したが、この事案では騙される人も大概に見えてしまった。

ザ・テキサス・レンジャーズ​(2019年製作の映画)

3.8

行動原理に沿って信じた正義を守る、それが社会の求めていたものを違うと言われてしまう。空しさを感じるのは当然だろう。
彼らが守ったのは心得違いの大衆でさえも安心して暮らせる世界である。

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.0

周囲を傷つけないために、また自分が健全な心持ちを保つためにも、心の奥底に真実を秘めることもあるだろう。無心になって行動を起こしたとき、それが口をついて出てくる。心の内を明かしても包んでくれる結びつきを>>続きを読む

バイス(2018年製作の映画)

4.0

食べれば確実に批判されるケーキを差し出されても、食べる勇気を持つ人は少ないだろう。行為について後世が下す評価は、"信念"か"強欲"か。
傍から見れば(そこでエンディングを迎えていれば・・・)と思える人
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ブリムストーン(2016年製作の映画)

4.3

愛されることを拒むのは罪なのか。拒まれる愛には問題があるのか。
愛を与えているつもりでも、一方的に求めているだけであることに気付いていないこともある。それは相手を傷つけるだけだろう。
自らが傷つくこと
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ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

3.8

人は幸せになるためにもがき、苦しみ、受け入れる。そして次の一手を繰り出す。これまでの道のりで周りを幸せにできた人は、たとえすべてを失う覚悟を決めたとしても、幸せが引き寄せられてくる。

モリのいる場所(2018年製作の映画)

3.8

芸術家の日常は、優れた仕事が視点から作られていることを教えてくれる。

幕が上がる、その前に。彼女たちのひと夏の挑戦(2015年製作の映画)

3.5

本編に続いて鑑賞。
ワークショップを受けるたびに伸びやかになる演技。伸びしろがあるって素晴らしい。

幕が上がる(2015年製作の映画)

3.5

十代の多感な時期に悩みながら成長することは一生の糧になる。若者が目標に向かって打ち込んでいる姿に元気をもらえた。

教誨師(2018年製作の映画)

4.0

“ただ寄り添うこと”は一見すると非効率だ。
「それって意味があるの?」と問う人もいる。しかしながら、寄り添う人がいるのといないのとでは、確実に違いが出る。
罪を犯す前にそのような存在の人を周りに作れな
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ハッピーニート おちこぼれ兄弟の小さな奇跡(2011年製作の映画)

3.5

出てくる人物みんなが、“基本、いい人”。間違った行動をすることもあるが、みずから視点を変えて行動することで幸せな方向へ進んでいく。

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.3

若い人に適切な助言を与えられる大人。もらったアドバイスを受け入れ、考えた上で行動に移せる高校生。その姿に影響されて自分も挑戦を続ける大人。
世代を超えて互いに感化されあうことで、それぞれが自分の道を進
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幸せへのキセキ(2011年製作の映画)

3.6

少しの勇気で、望む方向へ自分を導く。
自分の人生を冒険できるのは自分だけだ。

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.3

過去の後悔も、相手の口から気持ちを聞くことで救われる。大切なのは自分も気持ちを伝えきること。

コマンドー(1985年製作の映画)

3.7

将軍に連絡すればなんでも揉み消してくれそうな安心感たるや。Power is Justice!

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.0

善悪は別として、達成意識の強い奴は自分の力を誇示することはしない。目的のために、ただ計略を張り巡らせる。

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.3

公開時以来の再観賞。初見では戦場でのストレスが及ぼす影響ばかりが目に付いたが、今回はそのなかでも家族や仲間のために生きたいという意思が印象的に見えた。強い人だった。

グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

ジェンダーや人種の扱いなど複雑な世界を描いているが、“人にやさしく”という基本を楽しく教えてくれる。
大切なのは、“コップは捨てちゃダメ!”ってこと。

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