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この子の七つのお祝にのmaribooのネタバレレビュー・内容・結末

この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

見放題間もなく終了鑑賞。
公開当時 よく予告編をCMで目にしていて
日本人形と共におどろおどろしい声で「この子の七つのお祝いに…」というセリフがすごく印象に残っていて勝手に時代劇的なホラー映画かと想像が膨らんでいましたが
いきなり現代的で想像してたのと全く違ってびっくりしました。
杉浦直樹さん(母田)の髪型から演技から(体に激痛が走るシーンは笑いどころなのかと思いました)台詞回し諸々が気になりすぎて…w
肺がんを患い命短い仕事に生きる男
母田さんはもっとこう男臭くて渋い役者さんがよかったなぁ…

しかししかし
なんという悲しくも恐ろしいストーリー…
ラストは本当に息を呑む展開でした。
楳図大先生の世界観にも似た
女の憎悪…
歴史を考えたら決してあり得ない話では無いと
恐ろしくなりました。
そして岸田今日子の怪演…!
あの子役の女の子はその後大丈夫かしら…と
また子役の子が心配になったりして…
劇的な佳哉と昌代の再会が
洗濯干してる縁側て!w
(全然どうでもいいんだけどね)
などなど…
ツッコミどころも満載でしたが
大好きな室田日出男様も見れたし
岩下志麻のラスト!
恐怖のとおりゃんせ…
諸々
とても楽しめました。

いや
ほんと…
ものすごいストーリーでした…
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