ちぬちぃぬ

関東無宿のちぬちぃぬのレビュー・感想・評価

関東無宿(1963年製作の映画)
2.9
あー…7月+ 8月は“戦争映画観る月間”てことにしてるので探していたのですが
どの作品もやはり重くて、重そうでイヤ軽い訳がなくて
今そんな気分じゃないなぁヽ('ω')ノ
って事で
軽い口調の小林旭氏の映画に決定✨

「今日は」気分じゃないだけです
また近々 勉強したいと思いますー

今作は賭場がメインの舞台なんですね
賭場を開く側が稼ぐためにはイカサマするに決まってるんじゃないのかな
一か八かのガチ勝負してくれるワケないと思うけどなぁ
でも小林旭氏(勝田)さんだけはイカサマやらんみたい
にしても皆んなめっちゃ賭博するやん
(IR心配やなぁ)

井上章一著『美人論』で読んだ気がする
この当時の女性(まだセーラー服の少女?なんだけど)の社会的地位がありありと描かれてる
お世辞にも良い扱いではないです
女の子(花子さん)の側もその立ち位置を利用しているような、本気で無知で世間擦れしていないだけなのかヤバいなぁ

流されるままに売られたりして(売値3万円)
それも自己責任みたいに
“通俗道徳”そのものですね

昭和の刑事モノドラマで(私に)お馴染みだった高品格さんが今作でも警察官役だった…ウソみたいにお若い!例の女子高生・花子をオンナ扱い!おいおい
ハタチの冬くんが花子を好きなのはまだしも、ヤクザの親分たちも皆ロリコンなんだねー

どこかで野垂れ死んだのかと思うくらい
久しぶりに登場した花子がめちゃくちゃ経験値積んでレベルアップしてたの面白い
女性の人間的成長は確かに速いと思います

今作の小林旭さん、全然軽い口調じゃなくてドスが効いて迫力ある役でした ヤクザらしい役
つか…そこで終わるって事は
To Be Continueなの?

えーーーヽ('ω')ノ