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真珠のkazunのレビュー・感想・評価

真珠(1947年製作の映画)
3.2
貧しいメキシコ原住民の漁師キノが偶然見つけた上質な真珠。瞬く間に噂が広がり危険にさらされる。

メキシコの古い作品ですが、持つもの、持たざる者を巡る普遍的なテーマが描かれていました。

真珠一粒を得たのは、言って見れば、今の宝くじに当たったような感覚でしょうか。

原住民を見下している医者含む色んな人達がうまくちょろまかしてやろうと近づいてくるので最初から嫌な予感がして、踊りのシーンも楽しめないです。

一粒の真珠が次々と不幸を呼ぶのがなんとも言えません。

貧しいものは夢を見る事も許されないのかと、つくづく人のよこしまな欲望に怒りが湧いてきました。
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