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エドワード・ヤンの恋愛時代のmooonのレビュー・感想・評価

4.3
誰が誰なのかわからぬまま映画は進む。
だんだん関係図が見えてきた頃、
1人1人の行先にも淡い光が見え始める。

聴き慣れない言語、座り心地の悪い椅子。
物語に入り込む障壁は高く感じられたが
観終えた時
なんとなく心に風が吹く。
空しさや寂しさを抱えた、
それでいて柔らかく温い風。

いつか、今度は座り心地の良い椅子で
また観たいと思えた映画。
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