前作『カジノ・ロワイヤル』が前編で、今作は完全に後編ですね。なのでまとめて評価するのが正しい形のような気がします。
途中でその事に気づいてからは、期待せずに観ることができました。期待しなければ失望もありませんからね。
まあでも話を雑につぎはぎしているというか、省略し過ぎている感じがあって、もう少し時間かけてじっくり描いてもよかったのではと思いました。
以下、雑感。
・中盤の一瞬で終わるラブシーン、あれ要るかな...。
・ボンドの人となりが段々わかってきた。
・フィリックスが前作に続きいい味出してる。
・悪役の小物感は否めないが、表向き善人な奴がいちばんタチ悪いのは現実的でよい。
・オルガ・キュリレンコは『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』の方が世界観にハマっていたかも。