係長心得

復讐するは我にありの係長心得のレビュー・感想・評価

復讐するは我にあり(1979年製作の映画)
4.0
東京五輪前夜の高度成長期時分に実在した初期の広域連続殺人犯を緒形拳が演じる作品。

厳格なカソリックの家庭という生い立ち、戦時中の迫害、父親との関係性という要素が動機に繋がっているようにも思えますが、真相は闇の中。

置屋街やバラックが残る昭和の風景が懐かしい。

緒形拳の圧倒的な存在感や演技が、仁義なき戦いの菅原文太と重なります。

倍賞美津子の艶姿。

昭和のエロチシズム満載、お茶の間で観ることはおすすめできません😅

スピード感のあるスリリングな展開で2時間20分という長さを感じさせない名作でした。
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