りょうすけ

レッズのりょうすけのレビュー・感想・評価

レッズ(1981年製作の映画)
3.0
「レッズ」

前半:1/5 後半:1/7

ロシア革命についての著書を執筆したことで一躍有名になったアメリカ人ジャーナリスト、ジョン・リードの半生をウォーレン・ベイティ監督主演で描いた3時間強の大作。

ジョン・リードや当時の社会情勢を知る人々のインタビューを交えながら描かれるという珍しい構成の作品。そのおかげで当時の社会情勢については理解しやすかったと思う。物語構成自体も段階を踏んで説明してくれるので、題材の割にはわかりやすく作られているのではないだろうか。

ただ、あまり興味を惹かれる題材ではなかったので、196分という上映時間は流石に長く感じた。そのせいもあってか2日に分けて鑑賞することとなってしまった。なお、1時間半くらいのところでインターミッションがあるので、それを境に前後半と分けて鑑賞した。

俳優陣の演技も素晴らしかったし、ウォーレン・ベイティの監督としての力量も感じられたので満足度は高い作品だったが、再鑑賞はないと思う。
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