MiYA

ロボコップ3のMiYAのレビュー・感想・評価

ロボコップ3(1992年製作の映画)
3.3
シリーズヒロインは殉死させるわ、ロボコップは改造されてついに空まで飛ぶわで、もうこのシリーズも行き着くところまで行っちゃったような手詰まり感はあります。

しかし、ストーリーにはそれなりに工夫が見られます。民間資本によって運営される警察という設定は1作目から続いているわけですが、行政サービスが市場化されるとコストは削減できてもサービスは低下するのは当然で、そうなると割を食うのは住民。本作では反抗する住民に警察がついて、オムニ社と全面対決するという構図。しかもオムニ社は日本企業の傘下に入っているという念の入りよう。今見てもビジョンが古びて映らないところは大したもんだと思うわけです。
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