takanoひねもすのたり

ロボコップ3のtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

ロボコップ3(1992年製作の映画)
3.2
1ドルで楽しむべ!(再び)

ロボコップシリーズ3作目。
ついにロボコップが空を飛ぶ…。

業績不振のオムニ社は多国籍企業カネミツに吸収合併。デトロイト旧市街の住民を一掃するため特殊部隊リハッブを派遣し、都市再開発計画を強固に進めようとするという話。 

毒気が完全に消えちゃった3作目。
すっかりヤクザの地上げ屋と化したオムニ社と対峙することになるロボコップ。

ロボコップの中の人がロバート・ジョン・バークへ変更。

シリーズ通してのヒロイン、ルイスが序盤で殉職するという悲劇があり、彼女の遺言を果たそうとするロボコップに胸アツに。
しかしドンパチに爆破シーンなど多々盛り込まれているのだけど、何だか物足りない。

ロボコップいなくても話は進むし、スーパーサイボーグオートモが頭飛ばせばkillれたりするのは意外に弱くない?笑
オートモが刀を振り回してるだけでアクションに面白みが無いのも惜しいかなあー。
それにラストバトルではチビっ子がいなかったら間違いなくやられてたと思うんだよね、ロボコップもなんだか微妙な活躍。

でもシリーズ1作目へのリスペクトが見えて、楽しめました。
午後のだらだらしながらつい観ちゃう系ですね、今作は勧善懲悪だし、グロも全然無いのでお子様でもOKでしょう。

オムニ社の重役を前に警察バッチをもぎ取って捨てさる警察署長、後に続く部下達、警察が市民を追い出すこどなど出来るかーという挟持を取った彼等が一番のヒーローかも知れません。

ロボコップが常にマイペースなの、不思議と安心しますね 笑