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新妻鏡 前篇
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『新妻鏡 前篇』に投稿された感想・評価

3.0
〖1940年代映画:小説実写映画化:東宝:日本映画傑作全集〗
1940年製作で、小島政二郎の小説を実写映画化の前編らしい⁉️

2023年1,466本目
「新妻鏡」「目ン無い千鳥」主題歌で有名な渡辺邦男監督のメロドラマ総集篇。小高まさるにクリスマスプレゼントした空気銃で失明した山田五十鈴の名家没落と、小高の兄で山田を献身的に支える岡譲二。やがて岡は、同居した山田と老婆やを養う為に南洋へ出張、私生児を抱えた山田は、得意の琴で寄席に立ち自立する。だが妙味は、山田と偽装結婚し財産持ち逃げした斎藤英雄とその愛人沢村貞子、その叔父高堂国典の悪辣さであった。
空前絶後の名作!日本映画の最高峰!
余りの名作に驚愕した!
最後の五十鈴の踊りこそ国宝だ!
今でこそありきたりの悲劇と思われるが、空気銃で失明するシーンは全く意外だった。ハッピーエンドでは終わらないストーリーの厳格さ。23歳の五十鈴の演技は迫力がある。
しかし日本は余り進歩していないのに驚く。戦前の方が進んでいたと思う。

https://nihoneiga1920-1960.hatenablog.com/entry/2020/04/19/134957

https://ameblo.jp/runupgo/entry-11303817922.html

https://www.uta-net.com/movie/43606/

失礼いたしました!先ほどは「人妻鏡」と読み違えてしまいましたが、お尋ねは**『新妻鏡(にいづまかがみ)』**ですね。
1940年(昭和15年)に公開された(1941年にかけてもヒットが続いた)この作品は、東宝が制作した山田五十鈴主演の傑作メロドラマです。当時の社会現象を巻き起こした本作について、改めて批評と感想をまとめます。
『新妻鏡』の作品概要
* 公開: 1940年(昭和15年)
* 監督: 渡辺邦男
* 主演: 山田五十鈴、岡譲二、霧島昇(主題歌)
* 原作: 小島政二郎(新聞小説)
* あらすじ: 盲目となった夫を献身的に支える妻・七重の苦難と愛を描いた、涙なしには見られない「純愛」物語。
批評:日本映画史における位置づけ
1. 「至純の愛」の結晶
本作は、戦時下の日本において「女性はどうあるべきか」という理想像を、究極の形で提示しました。自分の目を夫に捧げようとさえするヒロイン・七重の姿は、当時の観客に凄まじい感動を与え、記録的な大ヒットとなりました。
2. 山田五十鈴の圧倒的な演技力
戦前・戦後を通じて「日本一の演技派」と称される山田五十鈴ですが、この時期の彼女は美しさの絶頂にありました。苦難に直面しながらも気高さを失わない彼女のクローズアップは、光の使い方も含めて非常にドラマチックに演出されています。
3. 主題歌『新妻鏡』の力
歌手・霧島昇が歌った主題歌「僕が心の妻ならば~」は、映画を象徴する名曲として今も語り継がれています。映画と音楽が相乗効果を生み出す「歌謡映画」の先駆け的な成功例でもあります。
感想:今観るからこそ感じる「切実さ」
現代の価値観で見れば「自己犠牲が強すぎる」と感じる部分もあるかもしれません。しかし、そこに込められた感情の密度は、現代の希薄な関係性にはない**「重み」**を持っています。
* 「見えない」ことへの恐怖と信頼: 夫が失明するという絶望的な状況下で、目に見えるもの(美貌や金)ではなく、目に見えない「心の絆」を信じ抜くプロットは、現代のラブストーリーの原点とも言えます。
* 映像のクラシックな美しさ: モノクロ映像特有の陰影が、登場人物の心のひだを巧みに表現しています。特にラストシーンの情緒は、カラー映画には出せない深い余韻を残します。
総評
『新妻鏡』は、単なる古い映画ではなく、日本のメロドラマの文法を確立した記念碑的な作品です。もし「究極の献身」というテーマに触れたいのであれば、これ以上の教科書はありません。
> 豆知識:
> 同時期に松竹でも「新妻鏡」が映画化(田中絹代主演)されるという競作事件がありましたが、現在一般的に「新妻鏡」といえば、この東宝・山田五十鈴版が有名です。
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他にも、この時代の「すれ違いドラマ」や、主演の山田五十鈴さんの他の代表作(『祇園の姉妹』など)についてもっと詳しく知りたい、といったご要望はありますか?