みつば

ピーター・パンのみつばのレビュー・感想・評価

ピーター・パン(2003年製作の映画)
3.3
イギリスでの舞台初演から100周年を記念しての実写映画化。ピーター・パン役に初めて少年が起用された。

言わずと知れたピーター・パン。
公開当初は見向きもしなかったのですが、逆によかったかもしれません。
とてもファンタジーだけど、今見るとキャラクターと役者がぴったりはまっていてイメージ通りでよく出来ている映画だと思います。加えてピーターやウェンディの純粋な感じをすっかり大人になった今見るべきかなと(笑)
このピーター役ジェレミー・サンプターが美少年だし表情もとてもよくて、ネバーランドに誘う時なんてちょっと危険な香りまで漂わせるのですごいです。
ウェンディ役レイチェル・ハードウッドも、大人でも子供でもない曖昧な感じがよく出ています。しかも美人!
ダーリング役とフック船長二役をこなしたジェイソン・アイザックスはどちらもぴったりはまっていました。フック船長の強気だけどピーターに引け目を感じているちょっと情けない振る舞いが笑えます。
「妖精はいる!」の大合唱はちょっとびっくりでしたが、子供たちのかわいさに免じて受け入れます…
ラストはやっぱり少し切ないけど、久しぶりに王道のファンタジーを見られた気がしました。
大人でも十分に楽しめます。
楽しめた度 4/5
また見たい度 2/5
◆お気に入りシーン
ロストボーイズに「僕たちのお母さんになって!」と言われたウェンディが照れながら髪を整えるシーン。かわいい!
みつば

みつば