蘭奢待

トム・ホーンの蘭奢待のレビュー・感想・評価

トム・ホーン(1980年製作の映画)
3.8
西部劇。スティーブは住民を困らせていた牛泥棒の荒くれどもからの用心棒として採用された。悪役を退治しヒーローとなるがその容赦ないやり方に危機感を覚えた住民たちから遠ざけられる。
古い価値観対新しい価値観のぶつかり合い。そして古い価値観が征服されるという構図はラストサムライと同じ。どうしても感情移入してしまうが、古い価値観である暴力を排除し、新しい価値観を大切にして暮らしている自分達と、古い価値観に武力征服された先住民の存在。銃がものを言う世界。考えさせられるなあ。
蘭奢待

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