平田はアイスランドへ行くことにした
彼は7年前学術調査のため向かった両親を
アイスランドの渓流の事故で亡くしている
その両親に何もできなかったから…
せめて二人のいた場所へ行くことを決める
なかなか目的地へと向かうことができない
その場所で供養をしなければと思い焦燥感が募る
赤いシトロエンDSがまた凄く良い
途中、故障して立ち往生するシーン
ヘッドライトが何とも言えない幻想的…
ホテルで話しかけてきた白髪のスィギ
ここから本格的に監督の本領発揮です!もうぐいぐい来ます
二人が出会ってからの全てがすごく好き
ずっとアイスランドの冷たい雪で冷え切った平田が
あったまってくる
馬に乗って父母の魂の眠る
カルダクヴィスル川 ―氷の中の情熱
白銀の世界のアイスランドが美しいですね
ギスリ・ハルドルソンの存在が大きい
そこに平田のひたむきな感じが切ない
ギスリ・ハルドルソンは「春にして君を想う」でも
その存在が素晴らしかった
歩いてるだけでも何かこう…アイスランド魂という感じです
忙しい東京の風景いつも見ているごちゃまぜな街並
高層ビルや通勤電車を映画で見ると
ほんとカオスだわーと愛おしくなります