女は女であるに続いてゴダール2本目。
チープ。ゴダールは映像に没入するというより映画自体を批評している批評映画なのだとどこかで読んだ。どこまで自覚的にやっているのかわからないチープさ。敢えて映画内で架空の街を築くのではなくフランスの街をそのまま写してどこか遠くの銀河の街ですと言い切る度胸。α60のドクロベェみたいな声やエレベーター内での殴打シーンの雑っぷりとかいやにチープさが目に付いた。どこまでわざとなのか。
とってつけたような"映画的"なラストは鼻について皮肉にしか見えなかった。
革新的だと言われてもゴダールはちょっとまだお子ちゃまな私には早かったみたい……このままゴダール作品遡っていくの躊躇ってきた…
トリュフォーのがよっぽど見やすいと改めて実感。